危険性あり?酵素ダイエットではまってしまう間違ったやり方とは?
酵素ダイエットの主な方法としては、次の2つが挙げられます。
「置き換えダイエット」と「ファスティング(プチ断食)」です。
そもそも酵素ダイエットというのは、体内で十分に作り得ない酵素を、ドリンクで補充することで新陳代謝の効率をよくして、脂肪が燃焼しやすい体に変えていこうというものです。
酵素ダイエットの1つ目である「置き換えダイエット」は、1日1食を酵素ドリンクで置き換えることで、摂取カロリーを抑えつつなだらかに体重を落としていく方法です。
2つ目の「ファスティング」は、体内に取り入れるカロリーを大幅に減らすことで、即効性が期待できる酵素ダイエットです。
これはプチ断食とも言われ、1〜3日、酵素ドリンクと水のみで生活し、一切固形物を口にしません。
注意点としては、酵素ダイエットは自己流ではなく「正しい方法で」やらなければなりません。
早く結果を求めるあまり、無理なやり方で「ファスティング」に挑戦すると危険性が増します。
専門医の監修のもと、正しい方法で安全かつ体の負担も最小限に抑えながら実践しましょう。
「ファスティング」を行う前の日は、食事は軽めに済ませておきます。
明日からダイエットだからと、食べ納めのように大量に食べてはいけません。
そして最初は1日だけ断食を行います。
さらに翌日は胃に負担がかかりにくいお粥など、体が回復していくための回復食を食べます。
1日ドリンクだけで過ごしたあとは、非常に体が食べ物を欲していますが、その気持ちの赴くままに食べてしまうのは避けてくださいね。
体が回復するどころか、突然の大量の食事は胃腸に大きなダメージを与えます。
断食と同じ日数だけ、回復食を摂るようにしてください。
また、ファスティングを続けている最中にもし体調を壊したら、我慢せずにすぐに中止しましょう。
最後になりますが、一度ファスティングを実践したら、次のファスティングまでの間は、少なくとも1か月は空けるようにしてください。
短期間のローテーションでファスティングを行うのは体への負担が大きすぎますから、自分の体に問いかけながら、無理なく健康的にダイエットをおこなってくださいね。